コラム
夜遅くに、突然インターホンが鳴るなんて……。なんだか怖い話でも始まりそうな雰囲気ですよね。ちなみに、インターネットでも「深夜にインターホンが鳴る」と検索すると怖い話ばかりがヒットします。
ですが、怖いとばかりいってもいられません。実際、深夜にインターホンが鳴ったら、あなたはどうやって対処しますか?「どうしてこんな時間に?いったい誰が?不審者?……」さまざまな思いが頭を駆け巡るのではないでしょうか。
そんな時にも慌てずに対処していただくために、今回は夜中に突然インターホンが鳴ったときの対処法をご紹介します。 もしものときに備えて、ぜひ読んでみてくださいね。
目次
夜中に突然インターホンが鳴ったら……はじめに感じるのは、「いったい誰が何の用で?」という恐怖ではないでしょうか。 「確かめるために外を見ても誰もいない」、という恐ろしい場合もあるかもしれません。
ですがそのインターホン、必ずしも人が鳴らしているというわけでもないのです。何が原因で深夜にインターホンが鳴るのかについては、以下のような例が考えられます。
まずは、本当に人が鳴らしている場合です。深夜にインターホンを鳴らすだなんて、とても悪質ないたずらですよね。
とくに、角部屋や最上階の部屋はいわゆる「ピンポンダッシュ」の被害に遭うことが多いそうです。ドアを開けても誰もいない場合は誰かのいたずらかもしれませんので、焦らないようにしましょう。
「人ではなく、虫が原因?」と驚かれるかもしれませんが、虫が原因でインターホンが鳴ることも珍しくはありません。 虫がインターホンの中に入り込んで誤作動をおこしている場合や、ときには大きい虫がインターホンのボタンに止まって作動する場合もあるそうです。
インターホンは電子機器です。当然、電子機器は水に弱いものですよね。インターホンには基本的に防水加工が施されていますが、ときには雨水が入り込むこともあります。また、雨水が入り込んでいなかったとしても、気温差によって結露が発生することだってあるかもしれません。
インターホンが鳴ったときに雨が降っている場合や気温差が激しい一日だった場合は、雨や結露による水滴が原因であることも疑いましょう。
人が鳴らしたのでもなく、虫でもなく、水滴も関係がないという場合には、インターホンの配線トラブルが考えられます。たとえばコードが腐食していたり、配線が錆びていたり……これらの接触不良が、深夜にインターホンが鳴る原因かもしれません。
さきほどは誰もいない場合の原因について解説をいたしましたが、本当に人がいた場合こそ問題がです。それも、インターホンを鳴らしているのが見知らぬ人物であったら、いったいどうすればよいのでしょうか。
今回は不審な人物が女性であった場合と男性であった場合について、どのように対処をするのがよいか解説します。
見知らぬ人物が女性であった場合、つい油断して対応してしまう場合もあるかもしれませんね。ですが、いくら女性であっても油断は禁物です。
セールス目的での訪問や宗教の勧誘など、危ない目には遭わなくても面倒な事態になることがあります。そのような目的で訪問された場合、簡単に帰ってはくれません。もし誤って対応してしまった場合には、毅然とした対応で退去を求めましょう。
あまりにしつこく訪問される場合には、警察に相談することも検討してください。
見知らぬ人物が男性であった場合、絶対にドアを開けたり返事をしたりしてはいけません。身分を偽って部屋に上がり込まれ、犯罪の被害に遭うことも考えられます。
とくに女性の一人暮らしの場合は、遅い時間でなくても予定のない訪問者には注意してください。宅配便や郵便物の配達と偽って、ドアを開けさせるケースもあるからです。
また、訪問者の身元はきちんと確認した上で対応をしましょう。宅配便などの場合は、ドアを開ける前に送り元や荷物の内容などを相手に確認するとより安全です。
基本的には、深夜にインターホンが鳴った場合には対応しないのがもっとも安全な対処法です。無視するのはなんとなく気が引けるという方もいらっしゃるかもしれませんが、自分の身は自分で守る必要があります。
それに、もし友人や知人が遅い時間帯に訪問をしたいというのであれば、その旨を事前に連絡してくれているはずです。遅い時間帯に突然インターホンを鳴らす人物は、見知らぬ他人であると判断してよいでしょう。
どうすればよいか判断に困った場合は、自分の身を守るために何も対応しない。それがベストな選択肢です。
夜中に突然インターホンが鳴った場合でも、どんな人物がいるのか家の中から見ることができれば便利ですよね。近頃は防犯意識が高まっていて、カメラ付きのインターホンに交換をする方も多いそうです。
それに加えて、最新のインターホンは録画機能や警報音が鳴る非常ボタン付きのものまで発売されています。これらの防犯性の高いインターホンを設置することで、もし深夜にインターホンが鳴ってもこれまでより安心を得られるのではないでしょうか?
ここからは最新のインターホンにはどのような機能がついているのか、ご紹介します。
撮能影機
カメラ機能によって、屋内から外の様子を見ることができるインターホンです。声だけでなく人物の姿も確認できるので、より防犯性が高くなっています。近頃はワイド広角カメラ機能のものもあり、より広い範囲を撮影することが可能です。
録画機能
訪問者の映像を録画して残すことが可能なタイプです。不在中にどのような人物が訪問したのか、帰宅後に確認することができます。また、何か被害にあった場合にも録画した映像を証拠として警察に提出することが可能です。
モニター機能
インターホンが鳴っていなくても、外が気になったときにカメラを通して様子を見ることができる機能が備わっているインターホンです。また、不審者がいた場合には相手に知られずに映像や音声をチェックすることもできます。
ボイスチェンジ機能
応対時、女性の声を低い男性の声のように変換します。一人暮らしの女性におすすめの機能です。
夜間LEDライト搭載
周囲の明るさによって、自動的にライトを点灯させます。ライトの点灯によって、外が暗くても訪問者の顔をモニターで認識することが可能です。
非常押しボタン
非常ボタンを押すことで、警報音を鳴らします。防犯ベルのような役割を持っていて、不審な訪問者を退去させる効果が望めるほか、近所に非常事態を知らせることができます。
このように、インターホンを最新のものに交換することで防犯性をぐっと高めることができます。
たとえば深夜に突然インターホンが鳴り見知らぬ人物の訪問があったとしても、訪問者の姿をドアを開けずに確認することができ、録画をして映像を残すことも可能です。
また、もし何かあっても非常押しボタン機能がついているものを選んでいれば、警報音によって周囲に知らせることだってできますよね。
「深夜にインターホンが鳴って怖い!」と悩んでいる方も、最新のインターホンに交換することでこれまでよりも安心を得ることができるかもしれません。
インターホンの交換を検討している方は、欲しい機能や予算など専門の業者に相談してみましょう。住まいに合ったかたちのインターホンの提案をしてくれるはずです。
今回は、夜中に突然インターホンが鳴った場合の対応を中心にご紹介しました。
予期しない突然のインターホンには、ドキッとするものですよね。また、それが遅い時間であればなおさらです。
夜中にインターホンが鳴る原因はさまざまで、もちろん人である場合もありますが、虫や配線トラブルが原因の場合もあります。ですが本当に訪問者だった場合には、対応方法に注意してください。基本的には、ドアを開けたりして対応しないようにしましょう。
深夜にインターホンが鳴ることで不安な日々が続いているのなら、思い切ってインターホンを交換することをおすすめします。インターホンを交換することで、不安を解消できるかもしれませんよ。
インターホンの優れた防犯機能を活かして、今よりもくつろげる我が家にしませんか?